県立大宮工業高等学校の学校情報
多様な希望進路に対応するために、2年次よりコース制を導入
カリキュラム - 設置学科やコース、勉強の進め方、教育の特色
三学期制
多様な希望進路に対応するために、2年次よりコース制を導入し、各学科とも専門コースとカレッジコースに分かれる。 専門コースはより専門性を高め、カレッジコースは理工系大学への進学希望者を対象としたコースとなっている。
★機械科
<機械コース>
機械工作・機械設計を中心とした機械に関する専門的な学習をすると同時に、機械加工・生産加工技術の基礎的な技能を習得することをめざす。 また、自動車産業分野で必要となる自動車技術や環境とエネルギーに関する知識を深め、機械に関する幅広い総合的な基礎知識を身につけた機械技術者を養成。
★電子機械科
<情報制御コース>
生産工程の自動化・無人化を図る制御技術の基礎、システムを稼動するパワー機能、コントロールする制御機能などのリレー回路、論理回路、マイコン・パソコンおよびシーケンサの利用技術まで、幅広く学習する。
<システム制御コース>
産業用ロボットや周辺機器の制御技術、CADなどの先端技術、コンピュータ搭載の工作機械を用いた加工技術を学習する。 メカトロニクス製品の企画・設計・生産・保守を行える技術者の育成を目指す。
★電気科
<電力エネルギーコース>
電気の発電・送電および利用について学習し、電気主任技術者・電気工事士・ビル管理技術者などを養成する。
<情報通信コース>
電子機器、情報通信システムなどの学習をしながら、エレクトロニクス技術者や情報技術者を養成する。高度情報化社会を形成する情報通信メディアを開発・整備する技術者を育成する。
★建築科
<設計デザインコース>
建築物の計画・デザインの基礎学習を通じ、夢と魅力ある建築物を創造できる力を養成。1・2級建築士を目指し、スペシャリストとして活躍できる技術者を育てる。
<施工エンジニアコース>
建築物の施工技術一般についての基礎・基本を学習し、建築物を設計通りに完成させる能力を育てる。 1・2級建築士や施工管理技術者としての資格取得を目指している。
進路 - 大学や就職先など卒業後の進路
★卒業生の進路状況(平成30年3月)
<卒業生252名>
大学42名、短大1名、専門学校52名、就職153名、その他4名
★卒業生の主な進学先
埼玉工業大、芝浦工業大、大東文化大、拓殖大、千葉工業大、東京電機大、東洋大、日本大、日本工業大、日本体育大、ものつくり大
♣指定校推薦枠のある大学・短大など♣
埼玉工業大、芝浦工業大、聖学院大、東京電機大、東洋大、日本大、日本工業大、ものつくり大 他
部活動 - 設置されている部・同好会・活動の様子
希望制・全生徒の8割が参加。自転車競技部は全国大会の常連。 柔道部も何度も全国大会に進出している。
平成29年度は、ラジオ部がモデルロケットパリ国際大会で世界2位となった。
★設置部(※は愛好会)
野球、柔道、自転車競技、山岳、ソフトボール(男女)、バスケットボール、サッカー、バレーボール、陸上競技、硬式テニス、軟式テニス、バドミントン、剣道、卓球、音楽、ラジオ、内燃、写真、コンピュータ、釣り、美術、建築研究、文芸、※鉄道、※模型、※軽音楽、※アニメーション、※電気研究、※インターアクト、 ※ボウリング、※太鼓
行事 - 文化祭や体育祭など、生徒に人気の高い行事を紹介
遠足、球技大会、体育祭、宮工祭(文化祭)、強歩大会、修学旅行(2年)、予餞会などを行っている。
学校見学 - 学校の空気に触れられるチャンスを紹介(2018年度実施内容)
★学校説明会 6・10・12・1月各1回
★体験入学 7月1回
★体験部活動 7・11月各1回
★学校見学は随時可(要連絡)
トピックス - 上記の項目の他に学校の雰囲気が伝わる話題を紹介
大正14年5月創立。平成27年度に創立90周年を迎えた。 全日制の卒業生は、2万名を超え、産業界の様々な分野で活躍し、輝かしい伝統と実績は高い評価を得ている。 四年制大学への進学者が多いのが特徴である。
技能検定はもちろんのこと、コンテストにも積極的に参加している。
平成27年度より「未来を拓く学校づくり推進事業」埼玉県教育委員会研究指定校。 「協働教育」をテーマに熟練技能者の技能継承や小中学校への出前授業などに取り組んでいる。
毎年のように就職希望者数を大きく上回る求人件数があり、平成30年度の求人倍率は19.7倍であった。
丁寧で充実した進路指導、地域と連携した人財育成を行っている。